寝る子は育つ、と昔からいいますね。背が高いとか低いとかは遺伝だから、とあきらめるのは、まだ早いかもしれません。

現代には、身長を伸ばす効果のある、さまざまなサプリメントが売られていて、注目を集めています。

身長の伸びには骨の成長が欠かせません。骨の主成分はカルシウムだけど、それだけで骨は伸びるのでしょうか?

身長の伸びには骨の成長が欠かせません
身長にコンプレックスがある人は、両親かそのどちらかが小柄だと、子供の自分にも遺伝したのかもしれない、と悩んだことが、少なからずあるかもしれません。

ところが、身長に遺伝が影響するのは20%で、残り80%は生活習慣が影響しているというデータがあります。

成長には、成長ホルモンが関与しています。成長ホルモンは、小学生までの年齢に、10~11時間の睡眠をとることで、十分な量が分泌されます。

さらに、外で運動することで、成長ホルモンの分泌が活発になります。夜10時から深夜2時の間は、成長ホルモンの分泌に特に大事な時間帯です。

昔から言われている「寝る子は育つ」「早寝早起き」は、子供の成長にかかせない、昔の人の知恵をあらわたした言葉でもあります。

食事も大切です。骨の主成分であるカルシウムが、成長に欠かせないミネラルであることは、よく知られていますが、骨には、カルシウム以外にも大事な成分があります。それがコラーゲンです。

骨の中央部分と端に、軟骨細胞でできている、骨端線と呼ばれるものがあります。男性は17~18才、女性は15~16才頃になると骨端線が閉じられ、成長が止まります。

身長の伸びには、成長ホルモンだけでなく、コラーゲンが必要です。どちらかが欠けても骨は作れません。

成長に関与するホルモンには、どんなものがあるの?どんなものを食べれば補えるの?

成長に関与するホルモンには、どんなものがあるの?どんなものを食べれば補えるの?
成長ホルモンを活発にするには、たんぱく質をよく摂ることが基本です。たんぱく質のほかに、亜鉛やカルシウムが欠かせない成分です。

大豆は、たんぱく質、亜鉛、カルシウム、すべてを補えます。豆腐や納豆などの大豆製品を、積極的に摂るといいでしょう。

大豆以外には、アーモンドや落花生、くるみ、ゴマ、豚肉やマグロ、牛肉などがあります。

また、成長には甲状腺ホルモンも関与しています。甲状腺ホルモンは、新陳代謝を高める甲状腺ホルモンを分泌しています。

このホルモンはヨウ素を材料にして作られます。ヨウ素は海藻類に多く含まれます。

背を伸ばすサプリメントには、カルシウムのように、骨の成長を助けるものから、成長ホルモン分泌効果のあるアルギニンやアルファGPCなど、さまざまなものがあります。

サプリメントでどんな栄養を補いたいか、買う前に事前に調べるといいでしょう。毎日の食事では足りない栄養素を補えるのは、サプリメントの大きなメリットです。

姿勢の悪さも整腸の妨げに

姿勢の悪さも整腸の妨げに
身長を伸ばすのに大事な生活習慣は、睡眠と運動と食事の三つだということは、今までお話ししました。それ以外に、姿勢をよくすることも大切です。

姿勢がいいと、血液の循環がよくなります。脳には、ホルモンを分泌する器官がありますから、姿勢をよくすることは、脳の発達やはたらきにも、いい影響があります。

いい姿勢を保つには、腹筋を鍛えることが大事です。一度にたくさんの回数をやるより、20回くらいの回数を、毎日続けることが大切です。

背を伸ばすサプリメントには、カルシウムが主成分のものから、成長ホルモンが主体のものまで、さまざまです。必要に応じて、サプリメントを選ぶといいでしょう。