高血圧にいいといわれるサプリメントは、いろいろなものがあります。そのうちの一つ、DHAとEPAのサプリメントも、高血圧に効果があると人気です。

青背の魚に多く含まれる、といわれていますが、具体的にどんな効果があるのでしょうか?

サイレントキラー、高血圧が引き起こす、さまざまな疾患

サイレントキラー、高血圧が引き起こす、さまざまな疾患
高血圧は、「サイレントキラー」と呼ばれ、自覚症状がないため、放置されやすく、悪化するとさまざまな脳や心臓、腎臓に重篤な合併症を引き起こします。

毎日の食事で塩分を制限したり、運動をするようにするなど、高血圧を改善する方法は、さまざまです。

自覚症状がないと言われる高血圧ですが、それにより引き起こされた疾患には、さまざまな兆候があります。

脳や心臓の疾患がある場合には、頭痛、耳鳴り、肩こり、腕のしびれ、めまい、胸痛、動悸、呼吸困難などがあり、特に、頭痛や肩こり、腕のしびれなどは、他の要因でもおきる症状なだけに、、なかなか気づきにくいものです。

高血圧は、動脈硬化を引き起こし、それが心臓や脳の血管障害を引き起こします。それ以外にも、高血圧性腎障害や、糖尿病、大動脈瘤などがあり、多岐にわたります。

イヌイットの人たちは、アザラシが主食なのに、動脈硬化や血栓症、心疾患にかからない?

イヌイットの人たちは、アザラシが主食なのに、動脈硬化や血栓症、心疾患にかからない?
DHAやEPAは、青背の魚に多く含まれる脂です。一日の摂取目安量は1~2gですが、現代の日本人でも、毎日の食事で半分も摂れてないのが現状です。

DHAやEPAが発見されたのは、北極圏に住む人たちが、野菜を食べず、アザラシのような動物性たんぱく質だけを食べているのに、動脈硬化や血栓症、心疾患が非常に少ないことから、注目されたのがきっかけでした。イヌイットの人たちの主食はアザラシです。

アザラシは体脂肪が50%もありますが、その体脂肪には豊富なDHAとEPAが含まれています。

魚に含まれる脂肪は、不飽和脂肪酸です。寒い海に住む魚は、体内の脂が固まると、動けなくなり、命にかかわります。

不飽和脂肪酸は、マイナス45度まで固まらずに液体の状態を保ちます。だからこそ、冷たい海の中でも、自在に動けるのです。

DHAやEPAの効果

DHAやEPAの効果
DHAには、脳の発達に欠かせない栄養素です。子どもの脳の発達には欠かせない栄養素です。妊娠中から意識して摂るといいでしょう。

また、脳の活性化を助けるので、集中力が増すため、受験生にも欠かせません。痴呆症や認知症などを予防するはたらきも期待できます。

DHA、EPAとも、アレルギー性皮膚炎を改善するはたらきがあります。特に、EPAは、炎症を抑えるはたらきがあるため、花粉症で悩む人におすすめです。

EPAには、生理痛をやわらげるはたらきが期待できます。子宮を収縮する、プロスタグランジンの生成を抑制するはたらきがあるためです。

DHAもEPAも、いろんなサプリメントがありますが、両方を同時に摂取することで、相乗効果が得られます。DHA、EPAをあわせて、一日に400~500mg摂るのが望ましいでしょう。